2025年3月12日(火)放送の『マツコの知らない世界』に、
「国産タケノコの世界」が登場!
今回のゲストは、
山口県下関市で100年以上続くタケノコ農家
「やまもとたけのこ」を営む
山本由人(やまもと よしと)さんと
山本忍(やまもと しのぶ)さんのご夫妻です。
でも、「山本由人さん&山本忍さんって誰?どんな人たち?」と
気になっている方も多いのでは?
この記事では、お二人のプロフィールやタケノコ農家としての活動、
国産タケノコの魅力について紹介していきます。
山本由人&山本忍どんな人?プロフィール紹介
山本由人(やまもと よしと)さん
- 出身地:山口県下関市
- 職業:タケノコ農家(三代目)
- 趣味:サーフィン、サーフボードのシェイピング
山本由人さんは、
100年以上続くタケノコ農家「やまもとたけのこ」のなんと三代目!
一度は地元を離れたものの、
家業を継ぐために戻り、
祖父の代から続く伝統的な
タケノコ栽培を受け継いでいます。
山本忍(やまもと しのぶ)さん
- 職業:タケノコ農家
- 役割:タケノコの販売・広報・レシピ開発
忍さんは、結婚を機にタケノコ農家の仕事をサポート。
「もっと多くの人にタケノコの美味しさを知ってほしい!」
という思いで、
SNSを活用した情報発信や、
家庭向けのタケノコレシピの開発にも
取り組んでいらっしゃるようです。
100年以上続くタケノコ農家「やまもとたけのこ」とは?
「やまもとたけのこ」は、
山口県下関市で3世代にわたって
タケノコ栽培を続けている歴史ある農家です。
「やまもとたけのこ」の特徴
- 100年以上続く伝統農法:化学肥料に頼らず、昔ながらの方法で育てたタケノコ。
- 下関の自然豊かな環境:竹林の土壌を活かし、風味豊かなタケノコを生産。
- 朝掘りタケノコの新鮮さ:朝一番に収穫し、その日のうちに出荷することで抜群の鮮度を維持。
「やまもとたけのこ」のこだわり
山本由人さんと山本忍さんは、
先代から受け継いだ技術を守りながらも、
新たな方法を取り入れていらっしゃるよう。
因みに、一般的には、
竹林の管理として施肥や間伐が行われますが、
農薬や化学肥料の使用については、
生産者によって異なります。
また、藁敷きや土入れといった伝統的な手法を
取り入れている農家さんもありますが、
全ての農家が実施しているわけではありません。
「やまもとたけのこ」は、
農薬や化学肥料を使用しない栽培や、
藁敷きと土入れなどの伝統的かつ
手間のかかる方法を取り入れることで、
高品質なタケノコの生産に取り組んでいます。
これらのこだわりは、
一般的な栽培方法と比較して、
より環境や品質に配慮した
独自の取り組みと言えますね。
また、山本夫妻は、
ただタケノコを育てるだけでなく、
その文化や伝統を未来へとつなぐために
活動していて素晴らしいなと感じます!
こういった活動が評価されて、
『マツコの知らない世界』に
出演にいたったのかもしれません。
国産タケノコの魅力とは?
番組では、国産タケノコならではの美味しさや、
タケノコの選び方・保存方法が
紹介される予定のようです♪
国産タケノコの特徴
- 採れたては甘みが強く、えぐみが少ない
- 歯ごたえがシャキシャキしていて、料理に使いやすい
- 海外産と比べて、鮮度が抜群!
タケノコの見分け方&保存方法(番組で紹介されるかも?)
- 良いタケノコの見分け方 → 色が薄く、穂先が黄色いものが新鮮!
- 保存方法 → すぐに茹でてアク抜きするのがベスト!
国産たけのこ vs 輸入たけのこ|驚きの消費割合とは?
国産たけのこの生産量:
- 令和4年(2022年)の生産量は21,798トン
輸入たけのこの量:
- 年間約180,000~200,000トン
- 全消費量の約83~90%を輸入品が占め、その大半が中国産
つまり、国産たけのこの自給率は約10~17%程度。
日本のたけのこ消費の大部分が
輸入品に依存していることがわかりますね。
う〜〜〜ん・・・微妙。
輸出入の事業に関わったことがある、
私個人としては、輸入に頼り切ったこの状態は、
正直、危機感を覚えます。
実は、日本でも昔はもっと生産されていたようで、
1980年代は約10万トン以上の生産があったようです。
40年以上で約80%も生産量が減少しているんです。
農業従事者の高齢化や、竹林の放置が増え、
かつ「安いモノ」を求めた結果、
収益性が低くなり、誰もやりたがらない
ってことなのでしょうか。
ただ、昔は10万トンも生産さえれていた事実があるということは、
日本の土地で、また、日本の消費量を賄える時が
来る可能性もゼロではないかもしれませんよね。
経済も関わってくるので、
簡単なことではないでしょうけれど、
価格競争や、快適さを求めすぎた結果の代償は
個人的にとてつもなく大きいと感じています。
代償ってなんなのよ?
これについて話し始めるとキリがないので、
また別の記事でまとめようと思います。笑
まとめ|国産タケノコの未来と私たちができること
今回の『マツコの知らない世界』では、
国産タケノコの魅力と、
伝統的な栽培を守り続ける
「やまもとたけのこ」の取り組みが
紹介されるとのことで楽しみです。
山本由人さんと山本忍さんの努力により、
化学肥料や農薬に頼らない昔ながらの
美味しいタケノコが今も守られています。
しかし、日本のタケノコ消費の
8割以上が輸入品という現実。
かつて国内生産が10万トンを超えていた時代が
あったにも関わらず、
今では20,000トン台まで減少しているのが現状です。
なぜ国産タケノコが減ったのか?
- 農業従事者の高齢化・竹林の管理不足
- 安価な輸入品に押され、国産の収益が低下
- たけのこ農家が減り、国内生産が持続困難に
一方で、国産タケノコには、
「甘み・風味の豊かさ」
「シャキシャキとした食感」
「アクが少なく食べやすい」
という魅力があります。
輸入品に頼りすぎるリスクも考えながら、
今後どのように国産のタケノコを守っていくのか、
私たち消費者の選択が問われているのかもしれません。
「安いものが便利だから」ではなく、
本当に美味しく、安全で、
文化を守るための選択を意識することが、
未来の国産タケノコの継続につながるのではないでしょうか?
「日本のタケノコ文化を未来へ!」
そんな思いを持って、
次にスーパーでタケノコを手に取るとき、
少しだけ国産にも目を向けてみませんか?😊
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